ー まずは自己紹介からお願いします。
DJ HAZUKI(以下H): DJ HAZUKIです。HIPHOPを中心にしたプレイで東京を拠点に活動しています。
ー DJ歴や最近の活動について教えてください。
H: DJを始めたのは19歳の時で、ちょうど3年になります。
中学3年生から16歳までMCバトルの主催や司会をやっていたので、日本語ラップでのプレイはもちろん、海外のお客さんが沢山くるようなクラブでもプレイさせて頂いてるので、幅広いジャンルでDJしています。
去年あたりから、全国の色々な方からDJの依頼をいただくことが増え、日々吸収しながら頑張っています。
ちょうどDJを始めた頃から20歳までの約3年間、WREPラジオでもホストをやらせてもらって、色々お喋りさせてもらってました。
最近は、同い年のLizaちゃん、昔から知っているBene Baby、Choppa CaponeのバックDJもやっています。
ー では、そんなDJ HAZUKIさんに、2chプロフェッショナルDJコントローラー“DDJ-REV7”についてのインタビューを始めさせていただきます。
まずは、DDJ-REV7の一番の魅力は何だと思いますか?
H : やっぱり1番はジョグがレコード感覚で回ることですね。
ー HAZUKIさんは、元々ターンテーブル出身ですか?
H: 今でもターンテーブルの現場もありますし、自宅ではターンテーブルを使っています。
ー ターンテーブルと比べて、ジョグの操作性はいかがでしょうか?
H: ジョグがレコードのように回るので近いと思います。天板もレコードみたいな触り心地でスクラッチもしやすいです。今までになかった触り心地です。
ー ジョグのサイズは、レコードよりも一回り小さいと思うんですけど、そこは気にはならないですか?
H: 全然気にならないですね。スリップシートの重さも含めて違和感なく使えています。
ー 水平に配置されているTEMPO SLIDERについてはいかがですか?
H: 家では、ターンテーブルを使っていて、同じ向きで使っているので、とても使いやすかったです。
ー では、DDJ-REV7の1番好きな機能はなんですか?
H: INSTANT SCRATCH機能ですね。
練習したい時にPCを繋がなくてもすぐに擦れるので。プレイの合間にスクラッチをちょっと挟みたいときにも使えますよね。
あとはクラブDJに必要な機能が全部備わっているので、完璧って感じです。
ー HAZUKIさんは、他のDJ用コントローラーは持っていますか?
H: はい、DDJ-SR2をずっと使ってたんですけど、機能が進化し過ぎてタイムスリップしてきたみたいな感覚です(笑)DDJ-SR2はジョグの下にパッドがあるんですけど、DDJ-REV7は縦フェーダーの上にパッドがあり、それがとても使いやすいなと思いました。よりスムーズにDJ PLAYが出来るようになりました。
ー そのパッドは基本HOT CUEで使っていますか?
H: 左側をHOT CUE、右側をサンプラーにして使うことが多いです。左側で擦ることが多いので。その時々に合わせて、パットの設定をいつでもワンタッチで切り替えられるので、すごく楽です。
ー DDJ-REV7のデザインについてはどう思いますか?
H: とってもカッコいいと思います。クールな感じですよね。ネオいというか。
ー すみません、ネオいってなんですか?(笑)
H: 新しいみたいな感じです!
キレイに必要なボタンが揃って並んでるので、スマートな印象のデザインです。
ー ボタンの配置についてはどう思いますか?
H: 配置も完璧です。DJM-S11やDJM-S9に近いので、とても使いやすいですね。
また、レバータイプのエフェクトが特に気に入っています。
従来のツマミタイプのエフェクトでは、チャンネルを変更してからボタンを押す必要があり、少し手間に感じていましたが、このレバータイプではチャンネル指定なしで、ワンタッチでエフェクトがかけられるので、とても楽です。
あと何よりデザインがオシャレです(笑)
ージョグディスプレイのパターンが4種類ありますが、どのモードが好きですか?
H:波形モードが一番プレイ中にスクラッチしやすいと思うんですけど、アートワークモードだと、ジャケ写も映ってくれるのですごく可愛くてテンション上がります!
ー DDJ-REV7のセットアップはスムーズに行えましたか?
H: はい、PCを繋いでドライバーをインストールするだけなので、すぐに使えました。さらに、INSTANT SCRATCH機能で本体に音が内蔵されているため、PCなしでもスクラッチ練習ができて、誰でも気軽にプレイが楽しめると思います。
ー DDJ-REV7には、色々なエフェクトがあると思うんですけど、お気に入りのエフェクトはありますか?
H: 私はリバーブを一番使いますね。
エコーよりも多用していると思います。ファーっと広がって、スーっと消えていくのが好みです。MIXをする時もそうだし、展開を一気に変える時にも、フェードアウトと同時に使って、次の曲に繋げたりしますね。
ー どのDJソフトウェアと一緒に使ってますか?
H: SERATO DJ PROです。
ー SERATO DJ PROとの相性はどうですか?
H: とても良いですね。現場で使う機材などと違和感なく使えています。
ー どのような現場でこのコントローラーを使えると思いますか?
H: クラブで常設機材として置いているお店もあったし、出張イベントとか、野外イベントでも使えると思います。
ー クラブで使用した時は、DJ交代もスムーズに行えましたか?
H: はい、PCは2台繋げられるので、交代も問題なかったです。もう1台で完結できますね。
ー DDJ-REV7はどんな人におすすめだと思いますか?
H: DJを始めたばかりの人からプロの方まで幅広く使えると思います。
コントローラーを買うなら、これを選べば間違いありません。ジョグがターンテーブルに限りなく近いので、特にスクラッチをする方やHIPHOP DJにオススメです。
これがあれば、クラブでも自信を持ってプレイできると思いますし、初心者の方でも安心して現場に出られるんじゃないかなって思いますね。
ー ちなみにHAZUKIさんがDJを始めたきっかけは何だったんですか?
H: 最初の自己紹介でも話しましたが、MCバトルをきっかけにクラブ業界に入りました。その中で、渋谷のクラブでイベントがあった時に、大きなスクリーンにDJの手元が映っていて、スクラッチや繋ぎを初めて生で見ました。
それがとても印象的で、格好良くて、DJの魅力に引かれていきました。HIPHOPはずっと聴いていたので、機材を買って練習しているうちに一気にのめり込んでいきました。
ー DJの練習中に心がけていることは何ですか?
H: スクラッチなどの基本の練習はもちろんですが、シミュレーション練習をよくやっています。
例えば、今日は「〇〇のクラブで、〇〇の時間帯に、〇〇なお客さんがいる」ことを想定して練習します。
ー DJをやっていて一番やりがいを感じることは何ですか?
H: やっぱり一番は、お客さんが歌ったり、踊ったりしてくれて、私のDJで楽しんでもらえることですかね。
ー ありがとうございます。ではインタビュー最後の質問になります。DDJ-REV7に対する総合的な評価はいかがですか?
H: さっきから何回も言っちゃっていますが、完璧です!(笑)
今まで使ってきたコントローラーの中で一番好きです。
DDJ-REV7の詳細はこちらから
【DJ HAZUKI PROFILE】
2002年生まれの弱冠21歳。
15歳で、群馬県沼田市にある実家を出て、HIPHOPで生きていくと志す。一言では表せない家庭環境で、ひどく反対されたせいだ。
東京に出てからは、イベントオーガナイザー兼MCとして注目を集めYouTubeの総再生回数は、数千万回を記録。
その後、WREPのラジオパーソナリティを務めるなど多方面からHIPHOPや音楽の知識を深め、同時期にDJ活動をはじめる。
そのDJスタイルはHIPHOPを中心にしながらBass MusicやAmapianoと、Nowなクラブミュージックのみならず、幅広いジャンルでフロアを盛り上げる。
彼女の一番の武器は、追求し続けることだ。
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DJインタビューコンテンツ【I AM D J (アイアムディージェー)】with DJ HAZUKIも公開中→こちら